2019-01-01から1年間の記事一覧

何かをみて「これだ」と思う直観について2

そのとき、わたしが直観している。その時点でのわたしの思考や感覚の突端かその先にある言葉から連想されるイメージ、その言葉自身のリズムやニュアンス自体から想起される個人的で言語化未満のもので、無意識に似てそのとき初めて発見されたかのような体裁…

何かをみて「これだ」と思う直観について

経験から語ろう。本屋で目を引くものを見つける。そういうものは、だいたい一般向けの本で、帯やタイトルに、どこかしっくり来るものを感じている。このとき、わたしはきっと、明確な何かを掴んでいるわけではない。それでも、その本が自分の得意とする分野…

生活は重い

昔、ある女性の作家は、家事の合間に、散漫な時間をうまく使って書いたという。自分にはとてもできそうにない。いま書いてるこの時間で書けと言われれば、こうした文になってしまう。そこで、こうした状況で書くときはいつも、それを目指して意識してみるこ…

生活してみる

今日は、妻が仕事なので1日子供をみる。スマホ以外は手につかない。赤ん坊を連れて外出すると、女性の高齢者によく声をかけられる。これをおばちゃんホイホイという。彼女たちのなかには、断りなく赤ん坊を触ってきたり、遠慮なく話を続ける人もいるので、…

生活に携わる

多くの人にとって、自身の生活をまったく顧みずに、仕事や趣味に没入して生きていくことができるようになったのは、この20年ほどのことだ。とくに日本の生活に関する利便性は世界有数のもので、生活をないがしろにして社会的に生きては行けないということ…

コルシア書店の仲間たち

須賀のことは敬遠してきた。別に彼女を特別きらう訳じゃない。塩野七生や津村節子といった、いまから数十年前の昭和の古い女性作家には、端的に偏見から、近づかないようにしてきた。一言でいえば、彼女らの余裕が気にくわないからだ。自身の向ける視線に反…

再開

このブログはメモ代わりに始めたものの、物事をコツコツ継続することは苦手なので途中放棄していた。そろそろ、再開したいと思う。