再起&経年並みの老化 2012/12

 そろそろ、再起です。自堕落に過ごしたこの一年は全くの無駄だったのでしょうか。いえ、どうでもいいことです。無時間的な感覚に失望と快楽が押し寄せて、それこそ何も事件は起こりませんでした。ただ、何もしていなくとも年をとることの実感を得ることができました。今後は少しずつ、試行錯誤をしながら生きる術を整えてゆくことになるでしょう。
 まずは、小説を読み直さなければなりません。そして、現在のさまざまな問題とどう折り合いをつけるのか、考えなくてはなりません。もちろん、わたしにできることはすでに傾向として決まっていますから、実際には一部の小説に、また一部の問題について取り組むことになるでしょう。そしてその際に重要なのは、継続的に考え、細かな所まで入念に目を配り、それを形にするにはどうすればよいか現実的に練り上げることです。そのためにも、実践は欠かせません。どうか、末永き闘争の祈りを。